ここでの上達は,今までできなかったことや分からなかったことを解決することを指す.
上達するときには何らかの原因があるらしい
上達しない→上達する要因がないor少ない,成長段階によるもの
問題に感じるもの
上達させるためには上達する要因を見つけることが重要である.
成長段階を認識する必要がある.
解決法をどこでどう見つけるか.
確からしいこと
ある要素を上達させると,ある段階から上達の速度が低下する.(市場原理)
興味と上達速度には関連性があるらしい.(チャネルオープン)
上達しようとする意志と上達速度には関連性があるらしい.(無意識領域で情報の取捨選択を行うため)
一般的な知識量は上達速度に関連性があるらしい.(汎化性)
言語化することは上達に関係性があるらしい.(理解度の可視化になる)
普段の行いは作品に出るらしい.(思考の深層部分である)
コミュニケーションの質は上達に関係があるらしい.(より核心に迫る情報の量が多いと考えられる)
脳の活動レベルは上達速度に関係があるらしい.(情報の記録は脳の活動によってなされる)
目的地をつくってそこに向かって学習すると良い.(足りていない要因を容易に可視化できる)
自分の中で解決法を探ると時間がかかる場合が多い.(無から有は生まれない)
確からしいことの取捨選択から今の自分に適切な上達方法があるはずだ.
情報収集のタイプ(便利のため、勝手に命名した)
成長のランクに合わせて後者のステップへ進む.行き詰ったとき,ステップの変更を検討すると良いだろう.また,ある程度教育機関での勉強を受けているならば,教師ありの過程は飛ばしても問題はないだろう(特に趣味の領域においては).
教師ありモデル
情報の質が自分で集めるよりもよい.何段階かに普遍化されているためである.転ばぬ先の杖になる.思いもよらない情報の欠落が起きにくい.自分で情報を収集する能力は育ちにくい.師のレベルより先は保証されない.
竜巻モデル
情報を無作為に収集する.そこから普遍性を観測することで汎化性を獲得する.鋭い能力の獲得ができないが,成長する土台の作成ができる.そのため,乗り換えたあとも実力を発揮できる可能性が多いにあるだろう.新たな分野を見つけるときに向いている.
温泉発掘モデル
ある程度分野を絞り込んで情報を収集する.普遍性をケアしつつ,質の高い情報を集める力を養う.情報を集める能力がある程度必要とされる.情報を集める難度が少しづつ上昇する.情報の質がいいとは限らない.
ボーリングモデル
完全に決め込んで情報の収集を行う.鋭い能力の獲得が期待される.情報を集める力か大量の時間のどちらかが必須である.生きていくことに困らなくなるが,分野の開発には不向きである.また,ボーリングを行う場所を間違えると大きな損失になる.ここから始めることは大きなリスクがある.
関連書籍