目指すべきクリエイター像は何か(前)

後:目指すべきクリエイター像は何か(後)

 工業にはPL法がある。芸事には表現規制はあっても責任を取ることはない。だからこそ、何かを変えてしまう危険性を強く認識しなければならない。無責任な仕事は顧客から求められなくなる。正しさの不明瞭な怪しい商品を買う顧客はギャンブル感覚での購買意欲だ。そんな顧客を見つけることは一層難しい。
 正しさは規定された範囲でしか定義できないが、正しさの一般性を高める努力をしなくてはならない。正しさを深めるためには多くの人と議論を交わしたり、本を読むことで養われる。懐疑的であることも重要だが、そのための基礎を築くことの方が一層必要性を感じる。
 正しさを追求し始めたら際限がない。なのでどのように取り組むことで責任のある制作と言えるのかを考えたい。そのようなことを考えることはお金をもらう立場の義務であると思うし、欠かしてはならないアティチュードであると確信している。

●クリエイターとは本質的になにか?
人や世の中に変化を起こそうとする職業。変化のための触媒。

●クリエイターどうあるべきか?

①求められてクリエイター足りうる。
 クリエイターは求められる方法を模索するべきである。多少技能が不足していても求められる市場で結果を出せばそれは紛れもない実力なのである。顧客ニーズを強く意識する必要がある。顧客に共感を与えるだけではなく、そこから一歩先に進める協力をするべきである。つまり、ニーズは入口として機能させるべきである。そして顧客との共犯関係こそがベストである。

②顧客をより良い方向へ推し進めることを生業とすべきである
 解決策を提示するべきである。その解決策のターゲットにメッセージと熱量(熱狂)を伝えなくては意味がない。そのためにセグメントの規定を重要視するべきである。その人が求めていない情報を与えることは必ずしもいい行いとは言えない。しかるべき患者にしかるべき治療を行うのだ。
 その場にとどめておくことも時には重要である。そのようなターゲットに行動させるだけではなく、環境に対して変化を与えることもまた仕事である。

③衰退させないために市場を変化させる必要がある
 市場の拡大、顧客の入れ替え、新規市場の創造で市場を状況に応じて変化させる義務がある。
 なぜ市場を衰退させない必要があるのかというと、その方が楽しい・社会貢献となるからである。例えその市場がなくなっても顧客は代替品を探すだけだ。
 市場の拡大には金銭の流量の増幅が欠かせない。そのためにも成長を願って金銭を払う優良な顧客を集めるないし顧客に金銭を払わせるほどの関心を与える必要がある。そうするためにはやはり怪しい商品であってはならない。次に顧客の入れ替えだが、顧客に流動性がなくなると金銭の流量の落ち込みや市場が枯れることに起因する。これは顧客を別の場所を案内することや顧客にブランディングしてもらうことで解決できる。やはり顧客に対する変化は意識するべきである。新規市場の創造については今回は取り扱わない。ただし既存市場に新たな要素を加えることで疑似的に新規市場とすることは容易であり、必要とされている。これは市場の拡大でもあり、顧客の入れ替えでもある。つまりとてもお得な行為である。また、変化を起こさない場合は市場に存在する顧客とクリエイターとの均衡がとれているときである。

投稿者: beefst

機械工学,クリエイターをしています.読書も好きです.

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