GENELECの8020DPMとOYAIDEのQAC-222 TXM/2.0をそれぞれ2つずつ購入した。すごく高かったから、ジェネレックで付与されたポイントでオヤイデのケーブルが買えた。意味不明。一週間たっぷりとこの子と一緒に音楽に向き合った。それでは、簡潔に、要点を絞ってまとめていきたいと思う。
GENELEC ( ジェネレック ) >8020DPM ペア パワードモニタースピーカー 送料無料 | サウンドハウス (soundhouse.co.jp)
OYAIDE ( オヤイデ ) >QAC-222 TXM/2.0 送料無料 | サウンドハウス (soundhouse.co.jp)
購入した理由
即売会での発表に向けて、ミキシング・マスタリングの質を上げたかったため。オーディオ環境でQOLを上げたかっため。耳を労わるため。かわいいから。憧れ。
レビュー
導入してよかった点
ミックスが解剖される。「小音量」においてでも。このスピーカを買う理由があるとすれば、小音量での再現性の高さに尽きる。とくに200Hz周辺のパンチがきれいに出ているため、迫力のあるミキシングかそうでないかを判別するには適している。私は制作中ずっとヘッドホン(しかも大音量)だったので、聴覚をかなり落とした。このままではいけないという自覚はあったので、導入して正解だったと思う。あと見た目が丸みを帯びてて、キラキラしてて、めちゃカワイイ。
自分の曲をジェネレックで聞いた。すごくローファイだった。このことに気付けただけでも良しとしたい。まあ、私の音源はローファイでもあるが、それ以上にハイが足りてないのだ(これに関しては気付いていた)。これから改善していこうと思う。
ジェネレックの音がするか
分らない。私はオーディオマニアではないし、ここ2年くらいSRH440のサウンドばかり聞いていたため、特徴のある音かというと、そこまで特徴を感じたりしない。SRHのサウンドにかなり近いと思う。ローがわざとらしいかというと、そうであるし、そうでもない。出荷時の状態でのサウンドを聞いたところ、間違いなくローはわざとらしかった。背面パネルを(説明書通りに)いじったら自然になった。超低音(50Hz以下)が出ないかというと、体を震わせるようなローは少なくとも小音量では出ない。大音量では近所迷惑になるので鳴らしていない。耳にグワっと圧がかかる感触はあるので、出るには出ている。設置は見せるのが恥ずかしいくらい最悪なので、音場の評価は参考にならないと思う。ミドルハイだという意見に関しては、ハイファイでもローファイでもないので合っていると思う。250Hzあたりがほかの帯域より少し強く出ている印象。
ケーブルの干渉
GENELEC8010のモデルにおいて、ケーブルが干渉するという記事がサウンドハウスさんで見られた。私が買ったのは8020モデルだが、一抹の不安があった。結果としては、ケーブルが曲がる程度に干渉する。それを良しとするかは人次第かと思う。参考画像を添付しておく。不安なら8030にするといいかもしれない(8030だとさらにサイズアップするので)。適切なジェネレックのスピーカーを探すためにネットで検索をかけていたが、8010・8020はローが不安らしい(8010や8020を買うのは相当特殊な環境の人だ、という記事もあった)。

(追記)2021年はスピーカーを購入したため、ミキシングのためのプラグインを多く導入しました。これらのリンクを下に置いておきます。
(追記)新しく導入したヘッドホンのレビューを書きました。
「GENELEC 8020DPMを導入しました。【スピーカー】」に4件のコメントがあります