Power Apps はカードゲームです

いつもゲームやってる話しかしないので、
たまには技術っぽいことを……と思い、
最近やってるPower Apps に関して書きます。
あまり、技術関係ないです。

システムづくりとか、アプリ開発は結構大変。人も少ない。
一方で、vbaを使う人だとか、パワポを使う人はざらにいる。
そういう層を狙って開発されたクラウドで動く
アプリを作るソフトがPower Appsです。

アプリに夢を見る管理者と実際

アプリというものは大抵の場合、
データソースから必要な情報を取り出す器です。
なので、アプリに求められていることは、
必要な情報が欲しいというニーズにこたえることです。

一方で、必要な情報というのは大抵の場合、
いや、ほぼ確実といってもよい程度に暗黙知です。
したがって、情報を取り出すにもソースがないです。

管理者の願いはかなうことがなく、
アプリを使って効率化……を実現するためのアプリが必要です。

データがないなら作ればいいじゃない

Power Apps はクラウドを介して
データソースとのやり取りが可能なため、
データソースを作るソフトとして活用ができます。
動作が遅いとか、そういう点を無視すれば
とても便利に活用できます。

例えば、データベース構築を規定のルールでのインプットで、
使用者側に委ねることができます。
これはデータの信頼度が下がるかもしれませんが、
データ構築を高速化できるメリットがあります。

データ構築が高速化される……ということは、
やりたいことがすぐに実現できるということです。

これはvbaでも可能なことではありますが、
Appsはほんの数時間で作りきれる、
(後任を作るのも簡単)
過去のファイルに悩まなくなる
といったメリットがあります。

というわけでPower Apps は
第一にデータ収集ツールとしての表情を見せ、
そのあとにデータを使ったおもちゃが作られます。

カードゲーム

カードゲームをやったことがありますか?
私はデュエルマスターズというものを昔やっていました。
今はポケポケが流行っていますね。

カードゲームで重要なことは、
カードパワーと、シナジーです。

カードパワーがなければ、
より強いカードパワーに押し負ける。

シナジーがなければ、
カードパワーがいかされない。

Power Apps では情報から情報を引き出せる

Power Apps はshare pointと連携し、
リストから指定した条件の情報を
くみ上げる動きをよく見かけます。
エクセルでいう所のVlookUp的なやつ。

リストが潤沢になるほど、
リストAの情報からリストB⇒C⇒……
と異なる情報とリンクさせることができます。

カードゲーム:服屋のDM

思考実験をしましょう。

例えば、
リスト1:商品情報(ID1、価格、色、材料、ブランド)
リスト2:会員情報(ID2、氏名、年齢、登録年月)
リスト3:会員のアクティビティ(ID2、購入履歴、お気に入り)
の3つがあるとしましょう。

あなたは会員歴の浅い顧客AにDMを送ります。
購買意欲を刺激して、商品を買ってもらいたいです。
そこで、顧客Aの趣味嗜好を推測することにしましょう。

あなたがまず参照するのは別会員のアクティビティです。
会員Bが購入したものがAの購入したものと一致した場合、
AはBの購入したものに興味のある可能性があります。
しかし現実は更に複雑であり、これは正解ではありません。

そこで、Aの会員情報……年齢でフィルターをかけて、
年齢の一致した会員のリストから更に、
同じ商品を購入した人を検索します。
これで多少、確度が改善されそうです。

続いて、商品に関する情報を考えます。
例えば、Aの購入した商品が
フランス産の黒い、皮のバッグだったとします。

産地・色・皮の商品・あるいはそのブランドで
ソートすることができます。
これらの情報から、
例えば黒の靴を提案することにしましょう。
黒の靴を先ほどの購入履歴,年齢でフィルタで
検索したリストから検索し、一致した情報があれば、
僥倖と言うほかありません。それを提案しましょう。

実際の場合、
①黒の靴に合わせて黒い鞄を買いに来ていた
②プレゼントで黒い鞄を買いに来た
③ノリで買った
など外れの場合もありますが、
推測と異なる結果が出た場合、
異なるソースを増やせばよい
という知見を得られるので、
結果オーライです。

今回の場合、顧客の性格や
来店時に来ていた服を知っていれば、
異なる回答になったかもしれません。
ということで、急遽、
会員の性格を収集するイベントに奔走することになりました……
めでたしめでたし

ところで、良いデータの存在が必須です。

購入履歴にはカードパワーがあり、
商品情報、会員情報にはありません。
一方、商品情報にはキーになる情報が多く、
他と情報のシナジーを生み出します。

購入履歴を眺めることは
星を眺めるようなものなので、
購入履歴を商品情報と紐づけることで、
より意味のある分析をしましょう。

このような活動はPower BIで行います。
Power Appsはインプットとアウトプットが可能なため、
分析に向かう前段階としてデータを提供しつつ、
収集するといった動きをすることできます

強いデータは多くないか、陳腐化しています。
強いデータが何であるか気づくのも大変です。
何が強いのかを知る、データプールを増やすために、
Power Apps というソフトが存在しているのかも……。

なんて思ったので、書きました。

データはつながりの中で情報になります。
Power Appsで君だけのデッキを作ろう!

投稿者: beefst

機械工学,クリエイターをしています.読書も好きです.

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