もともと委託で作れたらいいなぁと思っていたのだが、想像をはるかに超えるCD印刷所の料金に断念。確かに、大量に作ってさばききれば回収できる。さばききることができれば。私の動画の閲覧数やTwitterのインプレッションから100枚以上を売ることはまず無理だろうと仮定。その条件で試算すると、なんと印刷代でプリンター台を補える疑惑が出てきた。これは自分で刷る方がメリットがある。というわけで自分で印刷することにした。かといってクオリティを落とすつもりは毛頭ない。ので、良いものと価格をの両立を目的としてじっくりと選定した。(最終的に自作CDでも回収が不可能ということが判明しました)
印刷準備
まずプリンターの選定。綺麗に印刷したかったので6色のもの、レーベル印刷のできるものを選択。次に、便利のため・漫画を作るときのために両面印刷が可能なものを選択。これらに当てはまり、コストを考慮してエプソンの EP-813Aを選択。インクはあまりに高価なので、互換インクを購入することにした。CDのディスクケースには 厚みが 5,10mmとあるが、持ち込むことを考慮して5mmを選択。一般的に販売されているサイズも近年は5mmなので妥当だと思う。また、ケースの寸法は142×125。OPP袋は150×130(5mm用)を選択。ディスクケースの中に入る用紙は所持しているものから測定したところ、おおよそ120mm四方。B5サイズなら切り落としの無駄が少なく2つ折りで入れることができるサイズ感である。しかし、導入したプリンターの両面カラー印刷に対応しているものがA4サイズのみだったのでしぶしぶA4サイズの用紙を購入。余白で名刺を一枚当たり2枚作ることが可能。レーベル印刷をしたかったので、Verbatim Japan社のホワイトプリンタブルディスクを選択。以下に制作したCDの外観と購入したもののリストを掲載する。
購入リスト
エプソン プリンター インクジェット複合機 カラリオ EP-813A 中
エプソン用 互換インク SAT(サツマイモ)互換 6色セット+黒2本 計8本(SAT-6CL互換)対応機種:EP-812A / EP-712A インクのチップス
サンワサプライ CD・DVD・BDケース 1枚収納×100枚セット 厚さ5mmクリア FCD-PU100C
透明OPP袋 テープ付 150×130+フタ40mm ≪5mm厚CDケース用≫ 30ミクロン 【100枚】
A4 インクジェット 両面写真用紙 光沢紙 中厚0.22mm 100枚
バーベイタムジャパン(Verbatim Japan) 1回記録用 CD-R 700MB 100枚 ホワイトプリンタブル 48倍速 SR80FP100V1E
印刷
印刷の際に作成したファイルを置いておく。連絡先を記載し忘れる致命的なミスをしてしまった。名刺も必要に感じなかったため作らなかった。現地で迷惑をかけて本当にすいません。両面印刷をする際は、向きに注意すること。片面印刷のあと、印刷した面を上にして、右の辺が手前に来るようにすると出来上がる。
互換インクについての反省がある。互換インクを使うと印刷の質が大幅に低減する。また、想像以上にインクがこぼれる。また、色味が少しづれ、縞模様が走る。わずかなこぼれであっても大幅な品質低下だと印刷した時の私は直感した。刷り直せばいいという話ではない。それは甚だ資源の無駄遣いである。実際のところ、私のサークルは当日に少し汚れた不完全なCDを無料で配布することに決めた。次からは互換インクは購入しない。また、純正インクで丁度240×120を50枚分だった。一枚のCDを作るのに機材を省くと一枚あたり約140円必要であることになる。
印刷に臨むにあたって、2つのソフトにお世話になった。プロパティの書き換えのために使ったソフトのmp3infpと、QRコードを無料で作製するCMANさんのWeb上のコンテンツである。WAVはプロパティの書き換えがデフォルトではできないようになっている。QRコードは感染予防に必要に感じていたので、視聴用のリンクをQRコードにしてブース内に配置していた(結果としては、あまり効果的でなかった。どちらかというと名刺を作るときに使用するとよいかもしれない)。
Win32工作小屋 – mp3infp (win32lab.com)
QRコード(二次元バーコード)作成【無料】 (cman.jp)
成果物

我ながら良い出来だと思う。少なくとも素人臭は拭えたような気がする(イラスト歴7年)。レーベル印刷もするつもりでしたが、時間が足りなくなったのでそこを妥協した。


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