Pan Drums , OmniBass , SDX Decades , PORTAL の導入

今回は楽曲と絡めて報告することが難しいので、
プラグイン導入の所感を単体で記事にします。
あと、BF前需要にこたえる記事をと……w

Pan Drum

 3種類のパンドラム。それぞれ、聴き比べるとわかる程度の差異があります。プログレを作るのに、ベルサウンド等を集めていたのですが、パンドラムを使うと結構面白いかもしれないと思い導入しました。余韻が気持ちよく、高音域ではとてもトロピカル。原音のままでも十分使い勝手が良く、満足していますが、崩壊される使い方をすると、リッチな中域の音が活きる音が作れると思います。

Omni Bass

 同じメーカーから出ている、「Grove Bass」を持っていて、そこそこお気に入りだったのですが、同社よりまさかのOmnificのベースシグネチャープラグインが……。Grove Bassと比較すると、少しコンプ感が柔らかいというか、硬質感が弱いイメージがあります(Pliniのサウンドは、リバーブきつめなので低域でタイム感を強調するような折があるため、当然とは思います)。また、高域において、かなり差異があると思います。ピアノトーンと表現される、コード弾きしたくなる透明感の音があると言えます。とはいえ同じメーカーから出ているだけあり、少し似たような癖は感じます(音を重ねると目立つようなものではありませんが)。

Grove Bassについてはこちらより

SDX Decades

 「Decades」はドラムプラグインのSD3の拡張プラグイン。ポップス、フュージョン含めジャズ、ファンク当たりに使えそうな音。カントリーを除く、ロック系統とは相性がいいとは言い切れないかも。最初から使えるサウンドと比較すると、雑味が少なく、プリアンプでしっかりと処理されたような、コンパクトかつ、高級感のあるサウンドが特徴です(だからこそロックって感じが出ない)。逆に言えば、生っぽさは少し落ちたかも。SD3は、BFD3と比較してドラム音の後処理ができない人に向いていないと言われることがよくあるのですが、Decadeはそれを覆します。マジで手付かずで95点くらいのサウンドです。サウンドメイクも大事ですが作曲に集中したいズボラさんにぜひ!ボリュームに対して、すごく高いけどな!!

PORTAL

 グラニュラーシンセプラグイン。とにかく波形を刻み、飛ばし、破壊の限りを尽くす……w。正直小一時間向き合って、こいつの使い方はよくわかりません。音は面白いけど、曲にできるかはわかりません。いや、しますけど、した時はこいつについて単体記事書くくらいには苦戦する気がする。高域に飛ぶ音は高すぎて、バランスが保てず、ディレイはメッシュが細かすぎるし、制御しようとするより、偶然性を楽しむものなので、強いビートの中で音の渦を作りだすように使うと良いのかも。
 プリセット(アペンド)のCHAOSも導入しましたが、こいつはホンマに意味わからん。普通の音楽を作っている人は買わなくても大丈夫だと思います。そんなことを言い出したらそもそも普通の音楽にPORTALが必要になる場面があるのかという話になるが。

投稿者: beefst

機械工学,クリエイターをしています.読書も好きです.

Pan Drums , OmniBass , SDX Decades , PORTAL の導入」に2件のコメントがあります

コメントを残す