私は打楽器、弦楽器と触ってきた背景があり、作る楽曲がチックチックしているのは自覚していました。けれど管楽器なら、エッジ立たないし、しかもアーティキュレーションも学習できるし一石二鳥じゃね?と思いフルートを買うことにしました。その他の理由としては、ハーモニクスのトーンが軽口で好きだということ(サックスは暑苦しい)、リズと青い鳥の影響も多少は……あるかも。ところで最近、フルートはアーティキュレーションの学習にまったく関係のない楽器かもしれないと気付きはじめています……。そんなことはどうでもよくて、欲しくなったら買い時ってね。だから買うんだよ。

導入経緯
今年度の頭くらいからフルートを導入することを考えてしました。それでネットの海をあちこちと情報収集して、5月あたりに一回ムラマツの店頭で試奏し(ようと試み)ました。まあ吹けないから、店員さんが吹いているのを聞いて、銀と洋銀でどれくらい変わるのかな~というのをおおよそ理解しました。洋銀よりも銀製のほうが倍音の出方がきれいですね。単音でコード聞いてるくらいの気持ち。
で、いろいろ考えて、一回体験レッスンを受けることにしました(安いし)。それで、まあ管楽器ってこんなに難しかったのか、ということに気づきました……(フルートが特別なのかもしれないけど)。で、今から録音用のいい楽器を買ってもいいかもしれないと思う一方で、その楽器のポテンシャルを引き出したトーン出せなければ意味がないのでは?と思うようになりました。
ムラマツのフルートは作りがいいとか、演奏がうまくなるとか嘘かほんとかわからんような情報が錯綜しているけれど、体験レッスンで貸し出してもらって、引いてていいフルートだなって思いました。響きの伸び方がすごくいいし、厚みを感じるし、それでいて廉価。それらがEXを買った決め手。ちなみに、レッスンを受けるとフルートのお値段が5%引きされるのですね……(フルートを買ったのでレッスン代がなかったことになった)
少し気が早いけど、次に乗り換えるフルートはムラマツの総銀にしようと思います。で、ナガハラの木製の頭部菅を使い分けて楽しみたいと思います。……なかなかいいお値段ですね。曲書いてペイすればいいのさ。
フルートを買って・弾いて
まず思うよね。練習がダルすぎるって。エレキギターもキーボードも24時間、すきなタイミングですぐ触れます。生楽器はどうでしょうか。家で引けてもせいぜい昼間だけ、仕事終わりには迷惑にならない場所まで移動しないと弾けません。残業でもすれば、弾く気すら起こらない。それで、防音室を買おうと思いました。でもまあ、がちがちの初心者のものだから体づくりから始めるよう指導され、そのようにした(これなら毎日簡単に続けられる!)。実際、体づくりの効果はわかりやすく出てきた。息切れが問題になっていたけれど、筋トレとストレッチのおかげでかなりマシになった。