beyerdynamic DT 1990 Pro を導入しました

 先日愛用していたヘッドホンが耐用年数的に限界だったので、買い替えることにしました。今まではShureのSRH440を使用していました。これはこれでコスパがとてもよく、全人類にお勧めできるヘッドホンでした。欠点があるとすれば、低域と高域の解像度が物足りないこととヘッドルームが狭いことでしょうか(ヘッドルームに関しては仕方がないといえばその通りです)。というわけで、SRHの上位機種に買い替えようと思っていました。が、いろいろ検索していると、いろいろといい感じのヘッドホンが見つかりまして、例のごとく迷いに迷ってたどり着いたのがDT1990Proというわけです。

beyerdynamic DT 1990 Pro(外箱)
ジョイントが死んだSRH440
beyerdynamic DT 1990 Proは専用のハードケース付き…!!

DT 1990 Pro をリスニングで使った感想

まず、ヘッドルームが広い!続いて、解像度が高い!

 ヘッドルームの広さはイヤーカップの厚みによって実現しているように思われます。ヘッドホンを横に配置した感じの聞き心地です。イメージとしては、ドーナツのような音響です。天体のように音が散らばっている一方で、楽曲によっては中心部がスカスカに感じることがあります。ミキシング用途として、ローエンドのチェックに大きく貢献してくれることを予感させます。このようなキャラクターであるため、リスニング用途で使用する場合、ロックよりもテクノやオーケストラが得意であるように感じました。

 解像度は、流石に1万円と6万円じゃ違いますね。ローエンドは重さと芯を感じさせます。何の音程、どのようなフレーズを鳴らしているかが聞き取ることができるレベルでくっきりしています。また、ローは定位感を感じにくい傾向がありますが、このヘッドホンは感じやすいですね。リバーブの残響音とかも確認しやすいです。そして、高域がこのヘッドホンの感動ポイントでしょうか。ヘッドホンで確認したい細かい高域の成分(ひずみや、心地よいノイズ成分)がなまめかしく、かつスムースに感じることができると思います。キンキンすることなく、ただひたすらにスムースな高音で、聞き心地がよいです。

補足

一応、選定の際に候補に挙げた買い物リストを置いておきます。

SHURE SRH1540-BK-A

TAGO STUDIO T3-01

ADAM AUDIO STUDIO PRO SP-5

ULTRASONE Signature NATURAL

↓関連↓

投稿者: beefst

機械工学,クリエイターをしています.読書も好きです.

beyerdynamic DT 1990 Pro を導入しました」に2件のコメントがあります

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。