楽曲「試験体アルビノ」制作備忘録 / Chris Hein Solo ContraBass・ALL Saints Choir・Piano in Blue・VIENNA VIBRAPHONE・Syntesizer V ついなちゃんの導入

曲について

 今回はついなちゃん様から頂いた「Synthesizer V ついなちゃん」を使用した楽曲を作りました。ついなちゃんの特徴のアルビノと、あとエンダーリリィズから着想を得た楽曲です。美しくも儚げで、退廃的で透明感がある。そんな楽曲になったかと思います。最近少しづつ雰囲気というか、絵がイメージできる曲を作れるようになってきた気がする。PVをちゃんと作り込みたいけど、僕が作らずともファン作品によって補完されると信じています()。

エンダーリリィズの感想はこちらから

 歌詞だけ聴いているとアルビノ要素ないじゃん!って思うかもしれないですが、前半部分で露骨なまでに白鍵を使っているので、そういうことなのだと思っていただければと思います(E♭キー上でCキーのコードを使っている)。サビの部分がかなり焦燥感とか緊迫した感じが出せてよかったと思います。サビ頭のコードを最初はDM6│G6#11(Aキー)としていたのですが、DM6│Fm7(#13) , G6#11(Aキー)と一つコードを挟んで、おどろおどろしくしました。6thコードは重厚感があって濁りすぎないので好き。ほぼ4/4拍子ですが、曲の展開的に全然そんな風に聞こえないのオモロイ。シンコペーションとノートを伸ばすことで4/4っぽくなくしているのはあるけど、シンコペーションの辻褄合わせをかなり先送りにすることでこの現象が作り出されます。普段の変拍子は速度変化の代理として使用している節があるけど、こういうカウント単位でのズレは雰囲気を付与してくれていいですね。

音色導入

 今回は楽曲を特徴づける音色としていろいろ導入しましたが、そもそも私はほとんどキーボードで楽曲制作しており、PCに音源がほとんど入っていないという経緯があります。それについては以下で説明しております。

 導入した機材は沢山ありますが、一つずつ紹介していきます。まず、コントラ(ウッドベース)のChris Hein Solo ContraBass。必要以上に空気感が出ていて(削れます)、ソロをやるために生まれてきたといっても過言ではないくらい表現力が秀でています。購入の経緯としてはジャズの編成を作るにあたってウッドベースが欲しかったからです。ボウイングの方が得意そうだけど高速pizzばっかりさせてごめんな……。pizzは弦楽器特有の力を込めた時のおいしくない部分もちゃんと入っているのが好印象です。ダイナミクスが出すぎるためコンプは必須レベルかと。

Chris Hein Solo ContraBassの外観

 次にALL Saints Choir。コーラスの音源です。退廃的な音楽、雰囲気のある音楽を作ろうと思ったらコーラスは欠かせないですよね。コーラスにもいろいろありますが、今度作ろうと思っているゴシックメタルの曲にも使えそうだなと思いこのコーラスを採用しました。コーラスの音源まじで価格が高いです(最近の高騰傾向も相まってすごい)。この音源はかなり良質な音源ですが、やっぱり高いですね。音域の広さ、楽曲に合わせて男性を除外したりできるのが便利ですね。あと、4点あるマイクで音作りができて意外と万能さん。

ALL Saints Choirの外観

 次にPiano in Blue。ジャズピアノの音源。安くて、ぽろぽろしてて角のないピアノ。奏法とかピアノの細かいチューニングとかはありません。3点あるマイクとダイナミクス、エフェクトで音作りです。かなりストイックな音源かと思われるかもしれませんが、角が取れている手前、使いやすいです。良い感じにオケに馴染む。普通に良プラグインかなと思います。

Piano in Blueの外観

 次にVIENNA VIBRAPHONE。ビブラフォンの音源。ジャズで透明感を求めるとすればまずこの楽器を思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。比較的安価で導入しやすいのがいいですね。それでいてもとめているLFO的な揺らぎ、甘さを持っているのでコスパが非常に良いです。

VIENNA VIBRAPHONEの外観

 最後にボーカルのSynthesizer V ついなちゃん(AI,Std)。下を向いて目を泳がせながら喋ってそうな女の子の声。ミドルに独特の存在感があり、オケに馴染みやすいです。柔らかさと甘さがあり、万能さんではないでしょうか。ただどの合成音声ソフトでも言えることですが、そのソフトウェアの開発方針や哲学によって音声が作られているため、独特のクセがあります。シンセVではコンプがきつめにかかっているため、馴染みは良い一方でそれっぽい歌い方以外をさせようと思うとちょっと苦手なのかな、と思う時があります。僕の作るリズムカチカチで転調の多い楽曲だとシンセVを使うと良い感じになるので、そういう音楽を作る方にはおすすめです。

Synthesizer V ついなちゃん AIの外観

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投稿者: beefst

機械工学,クリエイターをしています.読書も好きです.

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