曲について
人外シリーズ3曲目!!もともとのコンセプトはゆかり麗→セイレンボイスゆかりに変換して曲を作るというところにあったがめんどくなったからやめた!!でも曲は良い感じなので、良い感じです……。
人外シリーズは僕の制作する楽曲の中でも手の込んでる楽曲たちで、今回も同様です。シンプルな展開、ポップさの中にちょっとした意外性をちりばめるようにキメを入れながら作っていきました。かなり乙なフレーズが多いかもしれないけれど、それでも雰囲気とちょっとしたところに自分らしさが出せてよかったと思う。
で、今回の曲はプログレッシブジャズフュージョンの曲。まあメタルっぽいフュージョンって理解です。全体的にピアノで彩りつつ、綺麗なシーンを描いたり、首をつい振ってしまう重めのフレーズ(でも空気感を持たせつつ)を使ったりした。エンディングはショパンのプレリュード!がっつり使ってるけど、まあええやろ!!この後にOut of compatibilityに続くようになってる。ぜひ”アルバムで“聴いてください!!誠意制作中です(2022/09/19現在)。
イラストについて

アラクネの寓話をモチーフにしたイラストです。+ベラスケスのオマージュのようなものが入ってます(宮廷の侍女たち)。なんでベラスケスなの?っていうと彼はアラクネの絵を描いてるからですね。自分がいままで見た絵の中で一番好きな絵。ほんとのところを言うとそんな感じのいい絵を描きたかったけど、僕の腕では到底無理なのでこんな感じの絵になりました。たまにしか絵を描かないけど、描いて下手なのを実感してもっとうまくなりたいといつも思う。
また、アラクネの寓話モチーフとはいいつつ、少し解釈を変えてます。本当は蜘蛛に変身させられたアラクネは絶望するのだけれど、それでも残っているものがあると、前向きになるような雰囲気だけ出してます。前向きになっていると錯覚しているだけで発狂している様相。そういうのが好きなので……。
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「楽曲「アラクノイドマニア」制作備忘録」に3件のコメントがあります